京都の老舗のれん(暖簾・Noren)写真メイン


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京都の老舗暖簾

京都の街中を歩いていると、数多くののれんを目にします。
その中には、創業200年以上、江戸時代から続く老舗のものも存在します。

昔からの意匠を守り続ける老舗は江戸時代の姿そのままのものもあり、
江戸時代の人々が見ていたものを、現代の同じ場所で見ることが出来ます。




玉半(たまはん) 料理旅館の暖簾
玉半(たまはん) 料理旅館の暖簾

有職料理 萬亀楼(ゆうそくりょうり まんかめろう)
有職料理 萬亀楼(ゆうそくりょうり まんかめろう)

美濃幸(みのこう)老舗料亭の暖簾
美濃幸(みのこう)老舗料亭の暖簾

瓢亭 本店 (ひょうてい ほんてん)
瓢亭

瓢亭 別館 (ひょうてい べっかん)
瓢亭 別館 (ひょうてい べっかん)

一保堂茶舗 (いっぽどうちゃほ)
一保堂茶舗 (いっぽどうちゃほ)

田中長奈良漬店(たなかちょうならづけてん)
田中長奈良漬店(たなかちょうならづけてん)

本家たん熊 本店(ほんけ たんくま)・京料理


鳥彌三 (とりやさ)・鳥料理
鳥彌三 (とりやさ)・鳥料理

晦庵 河道屋 (みそかあん かわみちや)
晦庵 河道屋 (みそかあん かわみちや)

本家尾張屋本店(ほんけおわりや)・蕎麦 和菓子の老舗暖簾
本家尾張屋本店(ほんけおわりや)・蕎麦 和菓子の老舗暖簾

虎屋菓寮 京都一条店 (とらやかりょう)
虎屋菓寮 京都一条店 (とらやかりょう)

宮脇賣扇庵 (みやわきばいせんあん) ・扇子
宮脇賣扇庵 (みやわきばいせんあん) ・扇子

イノダコーヒー 本店・珈琲喫茶
イノダコーヒー 本店・珈琲喫茶

紙司柿本 (かみじかきもと)・紙
紙司柿本 (かみじかきもと)・紙

するがや 祇園下里(するがや ぎをん しもさと)・和菓子の老舗のれん
するがや 祇園下里(するがや ぎをん しもさと)・和菓子

然花抄院京都室町本店 (ぜんかしょういん) ZEN KASHOIN
然花抄院京都室町本店 (ぜんかしょういん) ZEN KASHOIN

甘味どころ ぎをん 小森 (ぎをん こもり)


雨森敬太郎薬房(あまもりけいたろうやくぼう)・薬の老舗のれん
雨森敬太郎薬房(あまもりけいたろうやくぼう)・薬の老舗のれん

中村藤吉平等院店 茶
中村藤吉平等院店 集合

福寿園 宇治茶工房
福寿園 宇治茶工房

京都では夏季は白色のものを見かけることが多く、
涼しい印象の麻素材なども良く使われます。
秋になるとお店独自の色、濃い色が飾られます。

新しく開店するお店でもよく見かけます。
歴史保存地区では、洋食屋さんでも和風の伝統的なデザインのものがかかっていたりします。

昔ながらのスタイルに、現代的なデザインを取り入れた新しいものも数多く見られ、
英語の横文字で入れたもの、素材が綿や麻ではなく皮(レザー)や、
見たことのない素材で出来ているもの、丸い曲線のものなんかも見たことがあります。




うんちく

・奇数に割れていることが多い。
商売をしていく上での看板ですので縁起が重視される。
三つ割れ、五つ割れ、七つ割れ、と奇数になるように分割されることが多い。
このうんちくを知ってしまうと見る度に数えてしまうようになります。
(奇数が縁起が良いのは、古代の中国で奇数が縁起の良い数字だったのでその影響だそう)

・店ののれんに赤色の文字は使われないことが多い。
赤色の文字は「赤字」を連想させるので避けることが多い。
反対に黒色は縁起が良いということになりますが、実際に黒い文字は多い。

・棒を通す部分は、関東風と関西風がある。
小さい輪がいくつも連なっているのが関東風(ちち付け)で、
何もつけず袋状に縫っているのが関西風(袋縫い)。
関東風の小さい輪のことをちち(乳)と呼ぶ。ちちぎれ、ちぎれとも呼ばれ、乳布、千切れの字があてられることもある。
関西だから袋縫いでないとだめというわけではなく、どちらもありますが、
関西はやはり関西風が多く、関東は関東風が多い。
京都では・・・
(ちち付け) いづう 二軒茶屋中村楼 とらや菓寮京都一条店
(袋縫い) 平野屋  田中長奈良漬店 玉半


種類 名前

・水引のれん(みずひき)
老舗の軒先に良く見られる形で、間口いっぱいに横に長く連なったもの。
紋や屋号が等間隔で染め抜かれていることが多い。

・半のれん、長のれん
入り口にかけられるものは縦長さによって名前が付けられている。
標準的な長さは鯨尺で三尺(113cm)、
その半分の半のれんが一尺五寸(56cm)。
長のれんは四尺二寸(160cm)。
実際に作られているものがこの長さを基準につくられている訳ではなく、
このくらいの長さならこう呼ばれるという目安としての数値です。

語源 名前の由来

歴史は古く、
平安時代の絵巻にはすでに見ることができる。
布が出回る前は、簾(すだれ)がのれんと同じような使われ方をしており、
簾の起源は弥生時代の遺跡に見られる。

語源は禅語の暖簾(ノウレン)からきている。
暖簾(ノウレン)は中国の禅堂にかけられていたものを指す言葉で、
冬にかけるものを暖簾、夏にかけるものは涼簾と呼ばれた。
日本にこの言葉が伝わったのは鎌倉時代で、それ以降のれんという言葉が定着した。
のれんという言葉が定着する以前は、垂布(たれぬの)、垂蓆(たれむしろ)、幌・帳(とばり)、など様々に呼ばれていた

紋などが染め抜かれ、看板としての用途が広まったのは室町時代で、
当時は識字率が低いので文字は入らず、単純な絵やマークが描かれていた。

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