田中長奈良漬店(たなかちょうならづけてん) のれん写真
寛政元年(1789年)の創業
のれん・・・
「寛政元年創業」
山形に泉の屋号
「田中長奈良漬店」
もともとは和泉屋の屋号で味淋(みりん)の醸造を始めたのが最初で、その時代からの屋号。その初代が和泉屋(田中)長兵衞という方。
奈良漬は辛口の漬物で保存食だったものを、初代が自家製の味醂で独自の味付けをしたのがこの漬物の始まり。
写真を撮影していると、外車がさっとお店に横付けして、若いサラリーマン風のお兄さんが購入していました。その後、自転車に乗った買い物帰り風のおばあちゃんがお店に入って行き、またまた自転車のおばあちゃんが入っていきました。地元の方が買いにくるということは間違いなくおいしいはずですね。
四条烏丸の交差点から歩いてすぐの場所。
銀行のビルが並ぶ四条烏丸は京都でも最も栄えている場所の一つですが、そこから歩いてすぐのところにこのような風情ある町屋が残っています。建物の両側はビルに挟まれています。
田中長奈良漬店(たなかちょうならづけてん)
〒600-8421
京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町160番地
地下鉄四条駅下車 2番出口より徒歩約3分
阪急烏丸駅下車 23番出口より徒歩約3分
バス 四条烏丸停留所より徒歩約3分